お知らせ
職場体験学習について
令和5年9月14日、15日にキャリア教育の一環として杵築市立杵築中学校2年生の7名が職場体験に来ました。
(左より)重並 侑吾、江川野 峻佑、堀 隼輔、阿部 快大、大田 航汰、本多 琉真、中嶋 大雅
○1日目は、ロープ訓練及び普通救命講習をしました。
救助訓練ではレンジャーロープでロープ結索をしてもらい、その後、訓練棟で自分たちの力でロープを張る訓練をし、技術と体力の必要性を感じてもらえたようです。普通救命講習では倒れている人を発見したときの対応とAEDの取り扱いについて学習し、全員に普通救命講習の修了証を交付しました。
○2日目は、庁舎の見学、消防車からの放水を体験しました。
日頃見ることのできない事務室や食堂、通信指令室、出動準備室などにも入ることができ、消防署の雰囲気を感じとれて良い勉強になったようです。放水体験では実際に職員が着用し活動している防火衣を着て、ホースを延ばして放水をしました。また訓練用人形を負傷者として運んでもらい、訓練人形の重さや放水による水圧に驚きながらも貴重な体験ができたようです。
この2日間を体験した 中嶋大雅 さんは、「様々な訓練で一緒に活動する人と息を合わせる重要さを学びました。消防車はとても格好よく色々な物が積まれており勉強になりました。」と実りある体験ができたようです。
中学生にはハードな体験でしたが、少しでも地元市民、町民を守るという使命を感じ、生命の大切さについて考えるいい機会になったのではないかと思います。これを機会に消防、救急に興味を持ってもらい、将来、消防吏員が誕生する事を期待しております。