適正利用 | 119番通報が必要な重大なケース | 救急車の呼び方 | 応急手当 | 応急手当WEB講習
適正利用
近年、救急車の出動件数・搬送人員数がともに増えております。その中で、救急車で搬送された人の約半数が、入院を必要としない軽症という現状もあります。救急車や医療資源は限りあるものです。みんなで上手に利用し、救急医療を安心して利用することのできる社会を目指していきたいと思います。
119番通報が必要な重大なケース
こんな症状がみられたら、ためらわずに119番に連絡してください。 重大な病気やけがの可能性があります。 |
■ためらわず救急車を呼んでほしい症状:大人編
意識の障害 | 吐き気 |
○意識がない(返事がない)又はおかしい | ○冷や汗を伴うような強い吐き気 |
(もうろうとしている) | |
○ぐったりしている | 飲み込み |
○食べ物をのどに詰まらせて、呼吸が苦しい | |
けいれん | ○異物を飲み込んで、意識がない |
○けいれんが止まらない | |
○けいれんが止まっても意識が戻らない | 事故 |
○交通事故にあった(強い衝撃を受けた) | |
けが・やけど | ○水におぼれている |
○大量の出血を伴う外傷 | ○高所等からの転落 |
○広範囲のやけど |
■ためらわず救急車を呼んでほしい症状:こども編
意識の障害 | じんましん |
○意識がない(返事がない)又はおかしい | ○虫に刺されて、全身に蕁麻疹が出て |
(もうろうとしている) | 顔色が悪くなった |
けいれん | 飲み込み |
○けいれんが止まらない | ○食べ物等を飲み込んで、意識がない |
○けいれんが止まっても意識が戻らない | |
事故 | |
やけど | ○交通事故にあった(強い衝撃を受けた) |
○痛みのひどいやけど | ○水におぼれている |
○広範囲のやけど | ○高所等からの転落 |
生まれて3ヶ月未満の乳児 | |
○乳児の様子がおかしい |
救急車の呼び方
119番通報すると、通信係が救急車の出動に必要なことを順番にお伺いします。
あわてず、ゆっくりとこたえてください。
救急であることを伝える | |
救急車に来てほしい住所を伝える | |
具合の悪い方の症状を伝える | |
具合の悪い方の年齢を伝える | |
あなたのお名前と連絡先を伝える |
※その他詳しい状況、持病、かかりつけ病院等について尋ねられることがあります。答えられる範囲で答えてください。
※持病、かかりつけ病院やクリニックなどは日ごろからメモにまとめておくと便利です。
※応急手当をしていない人(家族等)が救急車が着きそうなところまで案内にでると到着が早くなります。
応急手当
<救える命を救うための応急手当>
救急車が到着するまでに応急手当をすることがとても重要です。
応急手当の目的:救命、悪化防止、苦痛の軽減
応急手当の一番の目的は、生命を救うこと「救命」にあります。
応急手当を行う際は、この救命である「救命処置」を目的とした手当を最優先します。
けが人や急病人が発生した場合、応急手当をすみやかに行うことで救命効果の向上や治療の経過にもよい影響を与えるといえます。 |
救命 |
悪化防止 |
苦痛の軽減 |
応急手当WEB講習
一般市民向け 応急手当WEB講習もご活用ください。 |