お知らせ
山岳救助訓練に伴う大分県防災航空隊との連携訓練について
令和5年10月12日(木)に杵築市山香町の田原山(以下、鋸山)にて山岳救助訓練に伴う大分県防災航空隊(以下、航空隊)との連携訓練を実施しました。
鋸山は標高542mと低いのですが、ロープに鎖場、岩稜歩きと、非常に変化に富んでおり、ここ数年、登山中に滑落した事故などが発生し事故等も増加傾向にあります。今回、杵築消防署、山香出張所、大分県防災航空隊と合同で滑落等を想定した山岳救助訓練を実施し、山岳救助技術の習得、連携強化等を図りました。
想定訓練1
登山道から約5m下へ滑落した負傷者がいるため山岳救助資機材を使用した引揚げ訓練。
想定訓練2
同登山道で別の滑落事案が発生し、傷病者の管理と担架搬送訓練。
想定訓練3
大分県防災航空隊との連携による山岳地での救出訓練。
振り返り
訓練終了後に鋸山登山口駐車場にて訓練の振り返りを行いました。評価者から良かった点や反省点などの評価をおこなった後、参加した隊員からも活発な意見があげられ今後の山岳救助の対応力向上に意義のある訓練となりました。
当消防本部では今後も訓練を継続し、災害が発生した際はしっかりと活動ができるよう日々精進してまいります。