お知らせ
大分空港航空機事故対処総合訓練が実施されました
令和7年10月23日、大分空港にて大分空港航空機事故対処総合訓練が行われ34機関274名が
訓練に参加し、杵築速見消防組合からも消防隊5名と救急隊3名が参加しました。

大分空港で航空機が着陸後に機内で火災が発生し、煙が機内に充満、同時に右主翼の燃料タンクから
漏れ出た燃料に引火し負傷者が多数発生したとの想定で行われました。応援要請で先着した救急隊は多
数傷病者に対してのトリアージ活動、訓練後半には重症傷病者を仮病院までの搬送を行い、後着した消
防隊は事故航空機入口付近に傷病者が取り残されているとの想定で、ブーム付き多目的消防自動車を使
用して航空機入口に見立てたステップ車の開口部より傷病者の救助活動が行われました。


隊員達は実災害さながらの緊張感をもって訓練に臨み、迅速・的確な活動を行いました。大規模災害に
対しての情報伝達や状況把握の課題を今後の活動にも活かしていきたいと思います。
